2014年4月28日の「日本経済新聞」に気になる記事が出ていました。
ご覧になった方も多いのではないかと思いますが、簡単に内容を紹介します。
それは、企業などに従業員のストレスチェックを義務付ける法案が成立する見通し
が高まっており、50人以上の事業所で年に1回、疲労や不安、抑うつなど心理的な
負担の程度を把握するストレスチェックを従業員に義務付けるというものでした。
それが2015年度にも導入されるのではないかということです。
この制度の導入により、症状が深刻化する前の対応を充実させるというのですが、
それだけではメンタルヘルスの予防としては不十分ではないでしょうか。
なぜならば、病気が軽症のうちに早期発見し、早期治療するというメンタルヘルス
対策ではそもそも病気にならないための予防にはならないからです。
これからの労働組合が力を入れていくべき領域はもっと前の段階で、極端な表現を
すると誰もが健康でモチベーション高くイキイキと働いている状態をつくることだと
考えます。
マイナスな状態にならないようにするのではなく、もっとプラスな状態にするという
ことです。
これを私たちは「働きがい追求型」のメンタルヘルス対策と呼んでいます。
社員が病気にならないところをゴールにするのではなく、働きがいや生きがいを感じ、
イキイキしている社員を増やすことをゴールとしてほしいのです。
「働きがい追求型」の組合活動を弊社では以下のように支援しています。
ご興味を持っていただいた方はお気軽にご相談ください。
【主な活動支援内容】==============================
■安心・安全な職場環境づくり
≪心の支援者養成(ユニオンリスナー養成)、ご機嫌な職場づくり運動、職場自治活動≫
■個人がストレスと上手に付き合う
≪ストレスマネジメント、人間関係改善セミナー≫
■働きがいの向上
≪被考課者訓練、キャリアマネジメント教育≫
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