組合役員の皆さん! 組合活動の想いや考え方は伝わってますか?
よく職場集会や研修会の場などで報告している、伝えていると伺いますが、
「伝えている」けど、「伝わっていない」と感じることがあるかと思います。
今回は、私が学んだ『伝わる話し方』の一部をご紹介させていただきます。
話し方の三原則 (1)わかりやすく(2)簡潔に(3)印象深く
(1)わかりやすく
相手の身になる。つまり、相手がどのような気持ちで参加しているのか
理解した上で話し方を工夫する
①適度な大きさ、ハッキリした口調
小さな声や早口、大きすぎる声は聞き取りにくい、威圧的に感じます
当然のことですが自分ではわからない場合が多いので他人に一度聞いてもらうのがおすすめ
②テンポよく、メリハリをつけて話す
話すスピードが遅すぎると、テンポが悪く眠くなるので、抑揚をつけて熱意を持って話す
③整理して話す
前置きが長いと結論が見えてこず、飽きてしまいます
話したいことの内容構成を「起承転結」や「主題 → 内容 → 結論」など整理しておく
(2)簡潔に
つまり、短く話すということです。簡潔に話すことにより「聞く負担が減る」「とっつきやすい」
「ポイントがわかりやすい」「印象に残る」という効果があります
そのためのポイント
・1分間で300~350文字程度を目安に話すと聴きやすい
・事前準備をしっかりする(思いつくまま話すから長くなる)
・PREP法を活用する(P:結論 → R:理由 → E:具体例 → P:結論 の順番で話す)
(3)印象深く
「視線」「ジェスチャー」「声の出し方」の3つを意識する
①視線
一人ひとりと話しかけるように目線を合わせる
②ジェスチャー
手を上げたり下げたり、または広げたりしながら感情を表現する
人は目からの印象に強く影響を受けるので、相手を引きつけるのに有効
③声の出し方
相手の状況によって声のトーンや強弱を変える
説得力を持たせたいときは低い声で、元気を出させたい時は高い声でなど、
その場の状況に応じて使い分ける
すでにご存じで実践されている方もいらっしゃるかと思いますが、今後の活動の参考になればと思います。