現在は、空前の健康ブームで運動をしたり、食事に気をつけている方も多いと思います。普段生活していると、健康であることに感謝することを忘れてしまいがちです。病気になって初めて健康であることが重要だということを実感します。
アラフォーの私も健康には人一倍気をつけているほうだと思っています。「独りよがりではなく、客観的に、多面的に健康であるという証拠を得ることが重要!」ということで、会社指定の人間ドックだけではなく、今まで気にしたことがなかった身体の部位ごとの筋肉と脂肪の重さ、そしてその全体バランスも調べてみることにしました。
結果は、両腕の筋肉量が標準以下で、右足は左足より筋肉が少なく、筋肉バランスがすこぶる悪いことがわかりました。筋肉のバランスが悪いと身体はどちらか一方に引っ張られて、使いやすいほうに傾くために歪んでしまうということです。最近、疲れやすくなったのも筋肉バランスが影響しているのでしょう。今回の結果から、「週1回の運動」に筋トレ(腕立伏せ10回)を追加する。「現状+自分のできること」を目標に掲げ、定期的に計測して変化することを楽しみに実践してみようと思います。
組織も同じことで、見た目だけではわからないことも多いのではないでしょうか。「目に見えにくい組織」の状態を客観的・多面的にデータで現状を把握する。「良い点・課題点」を明確にしたうえで、自分たちのできることを目標に掲げ、働きがいのある職場づくりを実践する。より主体的に自分たちの組織の健康を維持・増進するためにも、現状を把握する人間ドック(調査活動)を定期的に行うことをお勧めいたします。