みなさん『豊橋カレーうどん』ってご存知ですか?
豊橋のご当地グルメで、カレーうどんの底にとろろ御飯が入っていると言う一風変わった食べ物です。私も先日、出張で豊橋に行った際に、食してきました。
お味については、一度、ご自身で豊橋に行った際に試してみてください。
この『豊橋カレーうどん』ですが、2009年頃から開発された地域おこしのためのB級グルメでブームになっており、うどん店の売り上げが伸び、町の活性化に効果を上げているとのことです。
このような町おこしの動きは、地域を活性化し、地域経済の発展のためにも重要な取り組みだと思いますが、それ以上に、印象に残ったのは、お店に入って『豊橋カレーうどん』を紹介してくださる店員の方が、イキイキとした表情で親切丁寧に説明してくださったことでした。今回のような地域を盛り上げるような新たな取り組みをしていくことは人のモチベーションまで高めていくようです。
みなさんは、組合活動の活性化のために、新たな取り組みにチャレンジしていますでしょうか?
組合員からの日々の悩みや問題などを解決する活動ももちろん重要ですが、組合活動を提供する現場の組合役員のモチベーションを上げる取組みを行う事がさらに重要ではないでしょうか。
現場の組合役員がイキイキとした表情で、組合活動を行っていることによって、組合員からも『組合って楽しそう!』『一緒にやってみたいな~』という組合への良いイメージを持ってもらうことがまずは先決かと思います。
そのために、現場役員のモチベーションを高める取り組みとして、まずは以下のような事を行っていくことから始めることをオススメします。
・目的を持たせる
→なぜその活動が必要なのか、何のために行っている活動なのか考えさせる
※ビジョンや方針などと、どのように連動性がありブレークダウンされているのか説明するのも良いでしょう。
・自己決定感をもたせる
→何を行うか自分で活動内容を決めて自分でやらせてみる
※定例化した活動だけをさせるのでなく、ビジョンに合致していれば、活動内容を変えてもOKとする。
・承認する
→組合活動で行動・実行した内容を認めてあげる
※結果は出なくとも、その活動に対して努力したプロセスを評価して、言葉に出してほめてあげる。
現場の組合役員のモチベーションを高めるための参考にしていただければと思います。