“ろうきん”とは?
 
(1)“ろうきん”の生い立ち-高利貸しからの解放
 第二次世界大戦終息当時の労働者の信用力は著しく低く、急な資金が必要になった時は、現在でいう「消費者金融」で調達するしか方法がありませんでした。そのような背景から、労働者自身の手による経済活動の強化という機運が生まれ、各労働組合が出資金を出し合いつくられたのが“ろうきん”です。
1950年 全国初の“ろうきん”が岡山・兵庫に誕生
1955年 全国各都道府県に設置(沖縄を除く)
 
(2)“ろうきん”の基本理念および他の金融機関との違い
  “ろうきん” 銀  行
目的
●勤労者の福祉拡大
(働く人たちへの生活融資)
●営利を目的としない(非営利)
―労働金庫法に基づく
●企業のニーズに応える
(主に企業への融資)
●利潤を目的(利益の追求)
 
運営 ●共同組織(働く者自ら運営) ●株式組織(大株主の意向による運営)
管理 ●余剰金は会員へ還元 ●利益は株主へ配当
運用 ●福祉金融(企業への融資はない) ●企業金融が優先

 
(3)“ろうきん”の健全な経営状況
☆自己資本比率は「9.74%」
 自己資本比率は法令により定められた金融機関の健全性をあらわす指標の一つです。“中央ろうきん”の自己資本比率は9.74%と、国内業務のみを行う金融機関の国内基準である4%を大きく上回っています(2009年3月末現在)。

☆リスク管理債権比率は「1.27%」
リスク管理債権は、何らかの理由により約定通りの返済が困難な取引先等に対する貸出金のことです。リスク管理債権比率とは、総貸出金額に対してリスク管理債権額がどれだけあるかを示したもので、低い数値ほど資産の健全性が高いことを意味しています。“中央ろうきん”のリスク管理債権比率は1.27%と、きわめて低くなっています(2009年3月末現在)。

☆格付機関R&I(㈱格付投資情報センター)による格付は「A(安定的)」
 発行体格付けとは、お客様からお預かりした預金の元本や利息が約定通り支払われるかどうか、その確実性・安全性の程度を利害関係のない格付機関が評価したものです。“中央ろうきん”は2009年2月に前回同様【格付け:「A」、格付けの方向性:安定的】との評価を得ており、その健全性が客観的に認められています。